夏の暑さも本格的になってきており、コロナ第11波と言われていますが、マスクをつけて出かけるのも億劫になってきてしまいますよね。自然とマスクなしでのコミュニケーションが増える機会なのではないかと思います。
人の第一印象ってみなさんどのように決まるか知っていますか?
アメリカで活動する心理学者のアルバート・メラビアン氏が提唱した「メラビアンの法則」によると、話をする際に相手に伝わる情報として、話の内容自体が7%、声の大きさやトーンに関するものが38%、そして見た目が55%を占めるとされています。
また、「第一印象は3秒で決まる」とも氏は述べており、ある研究では、第一印象を改善するためには最低でも6ヶ月はかかるという結果が出ています。
見た目に大きく関係するパーツに「歯」があります。特に、綺麗に整った歯並びは清潔感を与え、自信を持って笑顔を見せることができます。つまり、整った綺麗な歯並びは第一印象に非常にプラスに働くと言えます。
矯正治療は現在マウスピースを使用したインビザラインがマルチブラケット装置と並んで主流となってきています。
マルチブラケット装置と比較して、まずは圧倒的に見た目が目立ちにくいことが、この装置が選ばれる大きなポイントとなっています。お口の中に入るとほとんど付けているのもわからないほど自然に見えます。”矯正やっている感”を出さずに矯正治療ができるのはインビザラインの良い点です。
他にも、マルチブラケット装置と比較して歯が動く痛みが出にくいため、痛みが苦手な方はこの点をメリットと考えて、インビザラインを選ばれることもあります。インビザラインは1週間に一度マウスピースの交換を行なっていくのですが、新しいマウスピースに交換した後、2日間ほどは歯が動く鈍い痛みこそありますが、我慢できないほどの痛みでは全くありません。
さらに、食事や歯磨きの時は取り外していただくため、矯正治療中も治療前とほとんど同じようにお食事や歯磨きができるといったメリットもあります。
ただ、インビザラインは取り外し可能な装置であるため、ご自身で自己管理をしっかりと行い、使用時間が短くならないよう必ず気を付けていただく必要があります。
実際1週間に一度の交換が管理できず、矯正治療が中々進まなく、途中でインビザラインからマルチブラケット装置へ変更したいという患者さんもいらっしゃいました。
お仕事でもプライベートでも人と会うときに第一印象が良いものであった方が、その後のコミュニケーションがとりやすく、良い人間関係を築くことに繋がるのではないでしょうか?