こんにちは!先日いよいよくらたやま矯正歯科にもiTeroが導入されました!
iTeroとは、インビザライン(マウスピース矯正)の際に歯の型取りを行うためのものです。患者様のお口の中の詳細なスキャンを行うための装置で、従来の印象材(粘土のような型取りの材料です)を使用した歯型取りに代わるもので、迅速かつ正確に歯や歯茎の状態をデジタルデータとして取得することができます。
当院では、大人の矯正治療(Ⅱ期治療)において、ワイヤーを使用した「マルチブラケット装置」(表側矯正も裏側矯正も対応)、マウスピースを使用した「インビザライン」ともに治療を行なっております。
しかし、iTeroが当院へ導入されるまでは、インビザラインのマウスピースの型取りはiTeroがある本院の宇治山田歯科医院へわざわざ患者様へ足を運んでいただいておりました。。。
iTeroが来たことによって、当院で型取りを行えるようになり、治療の流れがスムーズになりました!
院長、スタッフともにiTeroのスキャンには慣れており、従来の粘土のような材料を使って歯の型取りを行うよりも、速く、不快感少なく、型取りをすることができます。
私も最新のiTeroは初めてみたのですが、少し前の型のものよりスキャナー部分がの厚みが薄くなりお口の中でスキャンをするときの不快感も以前のものよりも少なくなっているのだろうなと感じました!
<インビザライン矯正の流れ>
インビザライン矯正では、iTero を使ってマウスピースの型取りを行った後、細かなオーダーをして発注をしていきます。1ヶ月ほどかかりマウスピースが届くため、初診相談をしてから最短でも1ヶ月は矯正治療スタートまで時間がかかります!
また、1日20時間以上の装着時間が守られていないと、マウスピースが合わなくなってきてしまい、再度型取りが必要になります。そうなると、また次のマウスピースが届くまで1ヶ月ほどかかり、結果として治療期間が長くなってしまいます。。。
インビザラインは、見た目も目立ちにくい矯正装置であり、痛みもワイヤー矯正に比べて少ないため、比較的簡単に矯正治療が終わるように感じられるかもしれませんが、実際は、自己管理が非常に重要であり、時間や使用方法をしっかり守って使用していただかないと中々矯正治療が進まなくなってしまう装置です。ご自身の性格やライフスタイルに合わせて矯正の装置を選んでいただくことが非常に大切かなと思います。