皆さん、新年あけましておめでとうございます！今年も伊勢市やその周辺の地域の方々へ最適な治療を提供できるよう精一杯対応させていただきます！
2024年もよろしくお願い致します。
矯正はお口の中がどんな状態でもスタートできるわけではありません…
歯が悪くなる原因は、「虫歯」「歯周病」「噛み合わせ」この3つがあります。このうち「虫歯」と「歯周病」の治療をしっかり行い、健康的な状態が維持できると矯正治療がスタートできます！
矯正治療を希望され、早く矯正を始めたい！という方でも、虫歯や歯周病の進行が見つかり、矯正治療をすぐにスタートできない方も多いです。特に普段から定期検診へ通われていない方は、歯並びの相談へお越しいただいた際、お口の中をチェックしたり、レントゲンを撮ったりすると、治療が必要な虫歯や歯周病が見つかることが多いです！
虫歯の治療は、虫歯菌に感染している部分だけを削り取り、穴に対して詰め物をする1回で終わる処置もありますが、大きさによっては歯の中の神経まで虫歯が進行していることもあります。その場合は、感染してしまった神経を取り除き、神経の管の中をお掃除していくなど、1
本の歯に対して治療が複数回かかってくる場合も少なくありません。
歯を削れば削るだけ歯の寿命が短くなってしまうため、まずは虫歯を作らないよう定期的に歯医者でチェックをしてもらうこと必要があります。
また、ご自身のブラッシングだけでは完璧に磨くことができる方は少数ですので、歯科衛生士さんからブラッシングの指導を受けるなど日々のセルフケ
アが重要になってきます！そしてもし虫歯を作ってしまった場合でも、早めに治療をすることによって歯を削る量を最小限に抑えることが大切です。
また、歯周病に関しては虫歯と違って自覚症状がほとんどない病気です。日々のブラッシングの際、歯茎から出血があるなど歯周病のサインを見過ごしてしまうと、だんだん歯周病が進行してしまい、いつの間にか歯がグラグラして硬いものが噛みにくくなってしまったり、歯周病によって歯の周りの骨が溶けてしまうことで歯茎が下がり、歯が長くなったりなど、処置が遅れてしまうことがあります。一度溶けてしまった骨は二度と元には戻らないため、歯周病は特に予防が大切な病気です。
くらたやま矯正歯科では、普段から痛みがなくても最低3ヶ月に１度は定期検診へ行くことをお勧めしています。矯正治療がスタートすれば、調整の時間を優先して行うため、矯正歯科では細かなところまでクリーニングや、磨き方の指導へ時間をかけることが難しいです。そのため、矯正治療中も3ヶ月に１度は定期検診を受けるようにしましょう！
矯正治療中は、お口の中に取り外しのできない装置がついたり、歯が動くことによって今までと歯ブラシの当て方が変わってきたりしますので、より虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまします…
矯正治療をス
タートする前に、虫歯や歯周病の治療を終え、ご自身で普段から清掃をしっかりできる状態になることが理想です！
また、被せ物や大きな詰め
物が入っている方は、現在の歯並びにあった形態のものが入っているため、矯正治療後に歯並びが綺麗な状態に合わせて再度作り直しすることがお勧めです！
