矯正中はお口の中に矯正装置が入るので、装置が外れてしまったり、装置が当たって痛みが出てしまったり、様々なトラブルが起こることがあります。
例えば…
・噛む力が矯正装置にかかる
→矯正治療によって歯を動くため、今まで噛んでいたところとは違うところで噛むことになり、一時的に過剰に力がかかってしまうことがあります。
・硬いものを食べて装置に負荷がかかる
→硬いものを食べると接着剤でつけている矯正装置が取れてしまうことがあります。
・運動をしていて顔に衝撃を受ける
→球技や格闘技など顔に衝撃が加わると装置が外れてしまったり、口腔内が装置によって傷ついてしまう可能性があります。
など…
こういった偶発的な出来事によって装置が取れたり、壊れたりすることは仕方がないですが、装置が外れた状態を長期間放置していると…
・歯が動かない
・動かした歯が後戻りする
といったことが起こり、結果治療期間が長くなってしまいます…
また、マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)の場合は、歯が順調に動くことによってワイヤーの先が奥歯の奥の粘膜へ刺さってしまい、痛みを感じることがあります。
その場合は、自然に治ってくるものではないため、連絡をいただき、ワイヤーの先を少し切らせていただくなど救急対応致します。
装置が外れてしまったり、当たって痛みがあるなど、何かトラブルがあったらすぐにご連絡ください!