こんにちは!最近はいよいよ冬らしい寒さを感じられる日が増えてきましたね。落ち葉が道に絨毯のように広がっているのを見ると、本格的な冬の始まりを感じます。
さて、今回は”矯正治療のデメリット”についてです。前回メリットについてお話しをさせていただきました。もちろん矯正治療はメリットだらけの治療ではなく、考えておくべきリスクもございます。
矯正治療のデメリットは大きく分けて4つあります。
①治療中は歯磨きがしにくくなるため、磨き残しがたまりやすい
②歯の移動には痛みが伴う
③歯肉退縮・歯根吸収のリスクがある
④金属アレルギーのリスクがある など
1つずつ詳しく見ていきましょう!
①治療中は歯磨きがしにくくなるため、磨き残しがたまりやすい😫🪥
特にマルチブラケット装置で矯正を行なっている方はかなり歯磨きが難しくなります…
ブラケットの周りに磨き残しが溜まると、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。
※ブラケットの「上から」「下から」「間」を磨いていくようにお伝えしているので、今までの3倍以上は磨いていただく必要があります!💪
※Ⅰ期治療で使用する固定式の装置の周りにも磨き残しがたまりやすくなってしまうので、仕上げ磨きをしっかり行なっていただくことによって、虫歯のリスクを下げることに繋がります!
②歯の移動には痛みが伴う⚡️
歯を動かすことによって痛みが出ます。
マルチブラケット装置、インビザラインどちらの装置でも歯を動かすときの痛みはありますが、痛みの「程度」はインビザラインの方が小さいです。
☆マルチブラケット装置
ワイヤー交換後3日〜1週間ほど痛みが出ます。特に噛むと痛みが出やすいので柔らかい食べ物がおすすめです。ワイヤーの交換毎に痛みの程度は小さくなっていきます(初めてワイヤーをつけた時が1番痛いです)
☆インビザライン
マウスピース交換後2日ほど歯が動く痛みがあります
☆Ⅰ期治療で使用する装置
違和感は大きいかもしれませんが痛みが出ることはほとんどありません
③歯肉退縮・歯根吸収のリスクがある🦷⤵︎
歯を動かすことによって、歯茎が下がってしまったり(歯肉退縮)、歯の根っこが体に異物だと認識されてしまって吸収されてしまう(歯根吸収)恐れがあります
※歯茎が大きく下がってしまった場合は「歯肉移植術」という治療を提案させていただくこともあります
④金属アレルギーのリスクがある🥲💥
マルチブラケット装置はお口の中に金属がずっと入ることになるので、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
金属アレルギーは”金属に触れる機会が多い”ほどなりやすいです…!
様々なデメリットを紹介しましたが、前回のお話にもあるように矯正治療は長期的な視点で見ると非常に良い治療の一つだと感じます。
痛みが心配で矯正治療を迷われ、相談にお越しいただく方は多いです。矯正治療を迷われている方は一度ご相談へお越しいただくことをお勧めしています。当院では無料の矯正相談を随時受付中です!気になる方は24時間WEBからの予約もしくは医院へお電話していただくことで予約ができます。気になる方は是非お越しください!